ヤマハのブース。
電動アシストのスポーツ車といえば、自分も乗っているブリヂストンのリアルストリームなどの、クロスバイクタイプのものが多く市販されている。
12月にはヤマハからYPJ-Rというロードバイクタイプの電アシが発売されるけど、このYPJ-Rは軽量化を最優先した結果(それでも15kg台だけど)、バッテリー容量がとても小さいという、電動アシスト車としてはタブーな設計になっているんだよね。
YPJ-Rも展示されていた
今回のモーターショーで展示されているコンセプトモデルは、バッテリー容量が大きく(400Wh)、かつ駆動電圧が36Vになっていて、より力強いアシストが期待できそう。
YPJ-MTBの特徴を簡単にまとめると、
・フロント&リア 油圧ディスクブレーキ
・フロント2枚&リア10枚 ギア
・フロントサスペンション
・フロント&リア クイックレリーズ
・取り外し可能なマルチファンクションメーター
といったところ。
マルチファンクションメーターやアシストユニットなんかは、12月に発売されるYPJ-Rのものがそのままついているらしく、製品としての完成度は非常に高くなっている。
それでは、YPJ-MTBの写真をバシバシ撮ってきたので、さっそく紹介しようと思う。
まずは外観から。デザインは、ダウンヒル系のMTBっぽくなっている。
バッテリーはダウンチューブ上に搭載されるようになっていて、フレームのデザインを損なわないようになっていた。
【YPJ-MTB CONCEPT 外観】
なぜかギターも一緒に展示されていた。まあヤマハは楽器もやってるしね。
次に、足回りなんかの写真をば。
クランクにはSLKとデザインされていた。
調べてみると、 イタリアのFSAというメーカーのカーボンクランクらしい。
フロントディレーラー。
フロントギアが付くだけで、一気にスポーティー感が増している。
ちなみに、フロントは2枚ギアだった。
リアディレーラー。外装変速にしたおかげで、メンテナンス性も向上している。
リアは10枚。
次は電装関係。やっぱり電動アシストだから、基本となるのはここの機能だよね。
【電装系】
バッテリーはダウンチューブの上に乗るようにして搭載される。
既存の電アシのやぼったいバッテリーではなく、専用設計のスリムなバッテリーが付いていた。
バッテリーは、36Vで400Wh。
やっぱりこのくらいはないと電動アシストとは呼べないよね。
ハンドル回り。センターにマルチコントロールディスプレイがあったけど、
ステージ上に上がれなくて撮影できなかった。
でも、見た感じではYPJ-Rのものと同等品が搭載されていると思われる。
お次はブレーキまわり。現在市販されている電動スポーツ車は、Vブレーキが主流で、ブリヂストンのリアストとヤマハのブレイスがフロントディスク+リアVブレーキという組み合わせ。
これに対して、YPJ-MTBはフロント+リア油圧ディスクということで、かなり頼もしい設計になっている。
グレードは、キャリパー、レバーともにXTグレードが採用されており、必要十分な組み合わせになっていた。
【ブレーキまわり】
ローターは160mmかな?
ヤマハのYPJ-MTB。コンセプトモデルだけど、このまま商品化されても十分通用しそうな感じだった。
普段リアルストリームをジテツウで乗っている自分からすると、
・フェンダー取り付け用のダボ穴
・キャリア取り付け用のダボ穴
・ボトルケージ取り付け用のダボ穴
なんかがあれば言うことないんだけど、フレーム形状からすれば、ダウンヒルバイクっぽい感じだから、そんな街乗り向けのスペックはいらないのかもしれない。
とは言っても、正直なところかなり魅力的なバイクだったことは確か。
ロードバイクタイプのYPJ-Rが市販されていることを踏まえれば、このまま市販化の流れになってもおかしくないし、そしたら本当に買ってしまうかもしれない。。
いやはや、今から貯金をしとかねばなるまい(苦笑)。
このYPJ-MTBが展示されている東京モーターショー2015は11月8日(日)まで開催されているので、興味がある人はぜひ行って見てほしい。
ちなみに、僕は4時以降入場可能なアフター4チケットというもので入ったんだけど、このチケットなら普通のチケットの半額の700円で購入できるのでおすすめ。
アフター4チケットはビッグサイトの会場入り口でも販売しているし、4時ぐらいになるとわりと空いているから前もって購入しておかなくてもOKなのがうれしいところ。
ぜひ行ってみてね。
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