正確には、コントローラーなんだけれど、普通のロードやクロスに付けるようなサイコンのように、速度や走行距離などを表示することができるんだ。
電動アシスト自転車のサイコンに表示される消費カロリーなんてアテにならないのでは?という声も聞こえてきそうだけれど、実は、これがわりと正確なハイテクサイコンなんだ。
というのも、リアスト(リアルストリーム)をはじめ電動アシスト車には、トルクセンサーが搭載されていて、どのくらいの力で踏み込んでいるかという情報をもとに走行速度と照らし合わせてモーターの出力を決定しているんだ。
カバーに覆われたBB内にトルクセンサーは隠れている。
で、そのトルクセンサーの情報はもちろん消費カロリーの計算にも使われているから、わりと正確な消費カロリーが表示できるということみたい。
他にも、積算距離や最高速度、平均速度などの表示もできて、まさに至れり尽くせり。
これだけの情報を表示できる電動アシスト車はクロスバイクタイプの車両に限られていて、奥様方が乗られているようなママチャリタイプのコントローラーはそこまで多機能ではないのが、ちょっと自慢なところ(笑)
それでは、簡単にリアストのサイコン兼コントローラーの紹介をしようかな。
向かって左上の奥に電源ボタンがあって、左側の二つのボタンが走行モード切替ボタン。
走行モードは、(強、標準、オートエコの3パターン)。
右下はライトのスイッチ。ライトをONにすると、コントローラーのバックライトも点灯する。
ライトONで点灯するバックライト。夜でも視認性は高い。
そして、左下のSELECTと書かれているところは、表示する情報を切り替えるためのボタン。
切り替えると、以下の6パターンで表示が変わる。
走行可能距離
平均速度
最高速度
トリップメーター(リセット地点からの走行距離)
積算距離
消費カロリー
こんな感じで、リアストのコントローラーはサイコンとしても十分に使える。
特に、バックライトについては、夜間走行の際にライトと連動して常時点灯になるので、とても便利だったりする。
ロードに乗っている人は、サイコンを照らすためにわざわざヘッドライトの光が液晶部に当たるようにしているけれど、この点に関しては電動アシストサマサマといったところかな。
上で紹介した以外にも、コントローラーの液晶部に書いてあるPOWERゲージがモーターの出力に応じてタコメーターの役割を果たしたりして、メカメカしくてかっこいい。
こういう電子パーツが凝っているのも、たまらなく好きだったりするんだよね。
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