2015年10月16日金曜日

電動クロスバイクと油圧ディスクブレーキ

今日は金曜日。
東京では朝から雨が降っていたけれど、ジテツウを休むわけにはいかない。
昨日あばおろししたばかりのフルフィンガーグローブを装着して、前後ライトをピカピカさせて安全運転。

新しいグローブをはめるといい年でもワクワクするね(笑)


ところで、自分が乗っている電動クロスバイクには、フロントブレーキとして油圧ディスクをインストールしている。
純正では機械式のディスクなんだけれど、今年の夏休みになじみの自転車屋さん(八輪庵)で油圧にしてもらったんだ。
機械式の場合、調整がとてもシビアで、自分のようにハードユースを想定していると、日常的にセンター出しや遊びの調整が必要になる。しかも、片側のみピストンが稼働する構造上、どうしてもローターの歪みが発生して、いわゆるシャリシャリ音の発生につながるんだよね。当然、音がするってことは、ローターがパッドに当たってるわけで、そうなると運動エネルギーのロスにもつながるってことで、自分の場合はけっこう気になってたんだ。


油圧ディスクのキャリパー。
アダプターを使って180mmのローターに対応させてる。

油圧にすると何がいいかっていうと、やっぱり日頃の調整が不要になるってことかな。
油圧は両側からピストンでパッドを押し当てるから、基本的にはローターの歪みは起きないし、起きたとしても軽度で済むことが多い。
しかも、ほとんどのブレーキレバーはあそびをダイヤル式で簡単に調整できるから、パッドの寿命がくるまではほとんどノーメンテでOKなんだよね。
もちろん、MTBのように複雑なサーフィスで使われる場合はその限りではないだろうけどね。

油圧の場合のデメリットをあえてあげるとすれば、オイルラインにトラブルが発生した時のリカバリーが大変だってことかな。
とくに、ジテツウの場合、時間に追われているし、ほとんどの人は油圧ブレーキのブリーフィングキットなんて携行しないだろうから、場合によっては走行不能になるかもしれない。片側だけでもブレーキが機能しない状態では道交法的にNGだしね。機械式の場合はこの点、アーレンキー1本あればとりあえずの調整ができるからオールラウンドに使えるかもしれないけれど。


で、実際に油圧にしてよかったことと言えば、「軽いタッチでブレーキングできるようになった」ということかな。
自転車をはじめ、二輪車のブレーキングでは、「ツーフィンガー」っていう言葉がある。
これは、指2本でブレーキレバーを引くということを意味するんだけれど、自分は機械式の時はこのツーフィンガーでフロントのディスクブレーキを引いていたんだ。
でも、油圧にしてからは指1本でブレーキをかけるようになったんだよね。
すごいのは、油圧の場合、指1本でも普通にタイヤをロックできるってこと。
毎日のジテツウでは、市街地を走るから、信号や一時停止(そして飛び出してくる自転車や割り込みのTAXI、etc笑)なんかに対応するために必然的にブレーキングの頻度が多くなる。
だから、油圧のように軽い引きでブレーキをかけられるようになると、指や腕への負担がとても少なくて済むんだよね。

その反面、ブレーキのフィーリングはとてもシビアになるから、普段自転車に乗らない人なんかは意図せずにタイヤロックする事態になってちょっと危ないかもしれない。
まあ、自分のように毎日ジテツウしてる人たちをはじめ、日頃から自転車に乗っているライダーは、自転車の扱いに長けているだろうから、問題ないのだろうけれど。


長くなったけれど、電動クロスバイクに油圧ディスク、ありだと思う。
車体自体がかなり重い電動クロスバイク(リアストの場合、カタログスペックで約23kg。ロードとは値が違いすぎるね苦笑)は、直進しようとする力も大きいから制動力のあるブレーキが有効だしね。
もちろん電動だけじゃなくて、普通のMTB、クロス、ロード(シクロクロス)にもいいね。
自分の電動クロスは、フロントだけディスク対応のフォークがついていて、リアはVブレーキが付いている。
リアのVブレーキも、もちろんオールコンディションのジテツウに対応できるように強化してあるのだけれど、今日は長く書きすぎたからそれはまたの機会に紹介しようかな。



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