ヤマハから本格的な電動クロスバイク、YPJ-Cが10月27日に発売されるらしい。
YAMAHA YPJ-C
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YPJといえばヤマハの電動アシストスポーツバイクの高級ライン。去年の12月には105搭載の電動ロードバイク、YPJ-Rが発売されたし、コンセプトモデルのYPJ-MTBもモーターショーで発表されていたりして、個人的にとても気になっていた存在。
個人的にはYPJ-MTBはいつ発売されるのかと注視していた感じなんだけど、ここにきていきなりクロスバイクで発売されるというところ。正直かなりびっくりしているけど、まあニーズ的にはYPJ-Cの方がいいのかもしれないねと納得。
YPJ-Cのスペック
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YPJ-C (M) |
YPJ-C (XS) |
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全長 | 1,720mm | 1,720mm | ||
全幅 | 590mm | 590mm | ||
サドル高 | 865~1,000mm | 805~940mm | ||
タイヤサイズ:前後 | 700×28C | |||
適応身長の目安 | 164cm以上 | 154cm以上 | ||
車両重量 | 16.1kg | 16.0kg | ||
補助速度範囲 | 比例補助 | 0km/h以上 10km/h未満 | ||
逓減補助 | 10km/h以上 24km/h未満 | |||
一充電あたり の走行距離 ※1 (標準パターン) |
「HIGH」モード | 14km | ||
「STD」モード | 22km | |||
「ECO」モード | 48km | |||
電動機形式(定格出力) | ブラシレスDCモーター(240W) | |||
変速方式 | 外装18段(前2速×後9速) ラピッドファイヤーシフトレバー / Shimano SORA |
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バッテリー | リチウムイオン電池 | |||
電圧 / 容量※2 / 充電時間 | 25.2V / 2.4Ah / 約1時間 | |||
カラー | マットブラック ピュアホワイト |
YPJ-Cのスペックは上の通り。
24万くらいするYPJ-Rからすれば、価格も抑えられている。同じくヤマハの電動クロスバイクであるブレイスと比べてもそんなに大きな価格差ではないし、価格面では頑張ってるかな?
液晶マルチファンクションディスプレイ
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デザインも今までの電動クロスバイクの中ではかなり洗練されているし、YPJシリーズのミソともいえる液晶マルチファンクションディスプレイもやはりかっこよし。コンポはSoraだけど、電動アシスト自転車ということも考えれば、この価格内での部品選定にも納得かな。FDもついたことだし、購入後のアップグレードの幅も広がったことを考えれば、かなり魅力的に映る。
YPJ-Cはジェッターの後釜になり得るか?
電動クロスバイクのメインストリームだったパナソニックのジェッターが生産終了になったことを以前書いたけど、YPJ-Cはメーカーは違えどジェッターの後釜になる可能性があると思う。というのも、現行の電動クロスで700Cモデルなのが発売されていないから。今はリアルストリームをカスタムして700Cを履かせてる人がほとんどなんじゃないかな?とはいっても、リアストはそのままではクリアランスの問題で700Cを履けないらしいし、フォーク交換も考えればそこそこの価格になっちゃうし、やっぱりデフォルトで700Cであるにこしたことはないはず。YPJ-Cでちょっと気になることといえば、バッテリー容量。2.4Ahという小ささは、その見た目からも分かる。航続距離がHIGHモードで14km、ECOモードで48kmと、スタミナのなさは否めない。これでツーリングはちょっときびしいかなというところ。重量も16kgあるから、できればバッテリー切れで走るのは避けたいし、スペアバッテリーを2個ほど常備しないと長距離は厳しそう。
YPJ-MTBについていたような大型のバッテリーをオプションで用意してくれれば一番いいんだけどね。自分は今年クロスリップを購入しちゃったし、YPJ-Cにはおそらく手は出せないと思う。YPJ-MTBが出たらやぶさかではないけどね(笑)。
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